
シールドトンネル掘進管理の基本的な流れ
近年,都市部では地上・地下の重要構造物が輻輳した中でのシールド近接工事が増加しています。このような状況下の工事では,近接構造物への影響を最小限に抑制し,安全かつ経済的な施工が求められています。シールド工事による地盤変形は掘進施工状況に大きく関わることから,シールド機制御システムと地盤計測システムを接続し,シールド掘進の施工状況と地盤特性の関係を分析することによって,最適な掘進方法を提案しています。
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これまでのコンピュータ計測システムをさらに発展させ,昨今の通信ネットワークの高度・高速化に即応して,現場計測のIT 化とDB化を推進しています。現在,Webサーバー型計測システムを構築し,OSに依存しないホームページ型の現場計測システムが運営可能となりました。広域観測,遠隔管理,情報公開など,様々な用途への適用が期待されます。
(エヌ・ティ・ティ・インフラネット(株),(株)高速道路総合技術研究所,ブリヂストン・ケー・ビー・ジー(株)との共同研究)
光ファイバを敷設した弾性体(天然ゴム棒)を地山に埋設し,一体化させることで,地山変位に追従する弾性体の連続したひずみを計測できます。掘削工事における地盤変状,斜面の地すべりに関するモニタリングシステムとして有効です。
(地盤工学会関西支部 平成20年度 地盤技術賞受賞)

シールドトンネルのセグメントに作用する覆工土圧を正確に測定するために,薄くて大型受圧面の油圧パッド式シールド覆工用土圧計を開発しました。現在,種々の地盤における計測管理に採用され,シールドトンネル覆工技術における作用外力や継手構造の解明に寄与しています。


シールドトンネルでは,後続設備や排土設備の関係で,内空変位(特に横方向)の自動計測が困難でした。そこで,微小な角度の変化を検知する角度センサーと長さの変化を検知するロッドを組合わせたユニバーサル変位計を開発しました。これにより様々な形状の鉛直・水平方向変位の連続計測が可能となりました。
